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冷え性の方なら当てはまる。5つの原因とは!?

2019.12.13

じつは、冷え性には2タイプあります。

よく知られているのは、身体の末端が冷える「末端型の冷え性」です。

もう1つは、内臓が冷える「内蔵型の冷え性」です。

見えないだけに、不安な「内臓型の冷え性」ですが、原因と対策は「末端型の冷え性」と同じ。

まずは、冷え性の原因を見ていきましょう。

 

①自律神経の乱れ

自律神経とは、呼吸や心拍、血流など、あなたの意思とは関係なく働いてくれる神経です。

内臓の状態を自動的に調節してくれるんです。

たとえば、食後には自然と胃腸の働きを活発にしてくれたり、

暑いときには発汗して体温を調節してくれたり。

ところが、自律神経は生活習慣やストレスの影響を受けやすい、という特徴があります。

生活習慣の悪化、ストレスなどで、正しく働かなくなるんですね。

いわゆる「自律神経の乱れ」と呼ばれる状態です。

うまく体温調節ができない、内臓が活発に働いてくれない。

これら、自律神経の乱れは、血流の悪化を招き、身体が冷える「冷え性」の原因になります。

 

 ②衣類による締めつけ

冷たい足先を暖めようと、靴下を重ねて履いたり、

全身を暖めようと、重いコートをずっと羽織っていたり。

しかし、場合によっては逆効果。

靴下の重ね履きが原因で血流が妨げられ、

足先まで血流が届かなくなってしまう可能性があるんです。

重いコートも同様です。肩あたりの血流を妨げるため、

手の先まで届くはずだった血流が鈍くなってしまう可能性もあるんですね。

血流の悪化は、冷え性の大敵です。血流を妨げると、冷えの発症、悪化につながってしまいます。

 

③血液関係の疾患

血流の悪化が、冷え性の大敵とは、先に述べたとおりです。

そのため、冷え性になりやすい方は、血液にかかわる病気をお持ちの方に多いんです。

とくに、貧血や低血圧の方は注意が必要です。

貧血とは、血液の量が少ない状態です。

循環させるために必要な血液が足りないので、身体に冷えを感じてしまいます。

低血圧とは、血液を全身に送るチカラが弱い状態。

たとえ血液量が足りていても、チカラが弱いので、全身をめぐることができません。

そのため、冷え性の原因となってしまうんですね。

 

④食生活の乱れ

流れの良い血液をつくりだすのは、「食」もひとつ。

鉄分をしっかりと摂取するのは、有名な話です。

血をつくる食べもの、身体を温める食べもの、

身体を冷やさない食べものをバランスよく食事に取り入れることによって、

冷え性の予防&改善につながります。 

 

⑤筋肉量が少ない

筋肉量が少ないと、冷え性になりやすい、と言われています。

血行をぐいぐいと押し進めているのは、筋肉が働いているから。

筋肉が働かないと、血液の循環に支障が出てしまいます。

とくに、ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれていて、この筋肉が衰えてしまうと、

下半身に溜まっている血液が、心臓に戻ってきません。

ふくらはぎの筋肉によって、

下半身から心臓まで血液が戻っていく循環を「ミルキングアクション」と呼びます。

この「ミルキングアクション」が機能するか、しないか。

足先が冷え性になるか、ならないか。分かれ道になると言えます。